企 業 小 説

 


 

既に原稿を書き終えたものもあるし、まだ構想段階のものもあるがそのタイトルとテーマを簡単にまとめておこう。

「天の声」 ある架空の石油開発会社の物語。何十億円と言う設備投資などに群がり、うごめき、策を弄して私欲を満たそうとする連中が最後の手段として欲しがる天の声。官製談合の生々しい様子が実社会もかくやと思わせる。
「油濁」 中国に駐在中に手をつけた秘書が実は当局の女性で、以来弱みを握られた特殊法人理事は中国の望むように事業や投資を誘導してゆく。女で弱みを握ると言う古典的手法は今も有効で、たった今この瞬間にも誰かに用いられているのではないだろうか。
「ザ、民営化」 政府系の会社が上場民営化をすることになった。しかし実態は上場官営化、見かけを民営化してしかも官僚の利権を如何に残していくか、「官から民へ」の掛け声の裏で行われている「官営化」が見えてくる一冊。
「奇跡の回収」 石油掘削バージがチモール海の水深800メートルの海底に暴噴防止装置を落とした。危機迫る中での必死の回収作業に男の決断を見る。危機管理の参考書としても役立つ一冊。

 

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